6月13日から2日間にわたり、eスポーツなど企画・運営を行うコミュニティ団体「Colorge」による「Shadowverse」のオンライン大会『REIGN Shadowverse VERTEX CUP-World Uprooted-』が開催された。
本大会に関するTwitterでのインプレッション総数は13万弱を記録し、エンゲージメント総数も2万を超えた。
決勝の様子は、解説者の一人であるエアーマン氏の「OPENREC.tv」アカウントで配信。Yoshioka氏の解説も大会を盛り上げた。
参加者362人の頂点に輝いたのは、Kame選手。今回、Kame選手へのインタビューの機会をいただいた。
優勝者 Kame選手インタビュー
―まずは、優勝された今の率直なお気持ちはいかがですか。
正直、申し訳ないという気持ちが大きいです。プレミを手札の引きで無理やり解決した場面が多くて、終わったあとは萎えてました(笑)もっとデッキの理解度を深めようって思える大会でした。
―決勝戦は、エルフ、ウィッチという今大会では珍しい組み合わせの対戦相手でした。対戦前はどのように感じていましたか?
キーカードを引かれたら負けるなぁとずっと思っていました。エルフ、ウィッチを持ち込んだ対戦相手の方の勇気もすごいなと思いました。
―最後はモノでのフィニッシュとなりましたが、優勝できる!と確信した瞬間はありましたか?
特に…ないですね。決勝戦は、相手の自然ウィッチの引きが相当弱かったので、もしかしたら勝てるかもとは薄々思っていました。ただ、結局は相手の運依存なので、ずっと申し訳ない気持ちでデッキを回していました。
―「Shadowverse」歴はどれくらいですか?
CLC~TOG.ALT~現在までなので、合わせて2年くらいです。
―好きなカードはありますか?
2コストの方のヴァンピィちゃんです!ヴァンピィちゃんに惚れて、ヴァンパイア以外全部分解した時期もありました(笑)
―カード愛ですね!
エーテルの関係で復帰するときは相当苦労しましたけど…(笑)
―最後に、一言いただけますか。
主催者の方には、大会を開いてくれてとても感謝しています。いつもありがとうございます。次回のREIGNの大規模大会では、運だけと言われないようなプレイングを見せつけようと思います!
―ありがとうございました。
決勝戦の様子
決勝戦第1試合は、Kame選手の自然ドラゴン VS すなめり選手の自然ウィッチ。
序盤、すなめり選手の手札にナテラがなく、不利な状況に追い込まれる。その状況を見て、Kame選手は序盤からヴァイディを召喚。
ヴァイディを進化し、リーダーに6点を与える。
侵食でびダメージを優先。影の侵食を発動。
すなめり選手、苦しい展開が続く。ストームエレメンタラーでナテラを返し、2点回復。
6ターン目でナテラを回し、侵食でのダメージを加算していく。
すなめり選手は、荒野の休息で2点回復しつつ、アースエレメンタラーでナテラを回していくも。
ドラグーン・ローラを進化。侵食のダメージでKame選手の勝利が決まった。
決勝戦第2試合は、Kame選手の機械ヴァンプ VS すなめり選手のコントロールエルフ。
Kame選手、フロートボードマーセナリーで鋼鉄と大地の神を手に入れる。
すなめり選手も、ワンダーコックで手札を補充。
ここで、Kame選手は背徳の狂獣を進化。手札を加えるだけ、相手のリーダーかフォロワーに1ダメージを与える強力なカードだ。
すなめり選手も、豪風のリノセウスを召喚、進化し攻勢に。
リノセウスを召喚。機械樹の番人で手札に戻し、再度リノセウスで3/1に。アクティブエルフ・メイで4ダメージを与え、確実に相手を倒していく。
Kame選手、神に5枚のカードを融合。
この時点で、真紅の抗戦者・モノの発動条件である破壊された機械は2枚。マシンナースデビルを召喚し、場に5体の機械を出した。これで、7枚が揃った。
すなめり選手、リノセウス、コッコロで手札を補充するも、ここでリノセウスを引けなかったのは大きい。幻想の妖精竜で守りを固める。
アウェイキングガイアで相手を一掃するも。
フロボ、メカゴブ、モノを召喚。
ファースト・ワンで全ての機械を進化。
Kame選手が見事に勝利した。
「REIGN Shadowverse VERTEX CUP-Fortune’s Hand-」の開催決定
配信の最後で、「REIGN Shadowverse VERTEX CUP-Fortune’s Hand-」の開催決定が発表された。
6月13日に公式が発表した第17弾カードパック「Fortune’s Hand / 運命の神々」のアディショナル環境である9月頃に、3回目となるVERTEX CUPを開催する予定。
詳細は改めてアナウンスがあるようだ。プレイを重ね、大会に備えよう!
文・コノ